2016年11月01日 08:54

千葉大学病院では、国立大学病院初となる、医療としての認知行動療法の提供モデルに特化した専門部門「認知行動療法センター」を10月1日に新設した。

認知行動療法は、認知(考え方)や行動のアンバランスなパターンを見直し、感情(気持ち)の問題を解決するための精神療法(心理療法)の一種。不安障害、うつ病などの心の病気はもとより、近年は不眠症、慢性疼痛や肥満症のような身体疾患に対してもエビデンスが国内外で報告されている。

今回、臨床試験でエビデンスが照明された「不安障害」等の相談件数の増加に対応するため、全国の国立大学病院に先駆けて認知行動療法に特化したセンターを設置する。医師の指導のもと、病院内において臨床心理士が個人認知行動療法の提供を実施。原則的に、毎週1回50分の個人面接を連続16~20回程度行う。

料金は1回50分1万円(税抜)、各種公的医療保険は適用されない。

千葉認知行動療法ホームページ