2016年04月25日 13:57

パイオニア中国は、昨年11月より清研微視と共同で、先進運転支援機能を搭載した次世代車載機器の開発を進めている。パイオニア中国は、清研微視の技術を用いてドライバーの眠気を高精度に検知できる「眠気検知ユニット」を開発した。
昨今、ドライバーの疲労や居眠りに起因する自動車の事故が発生。本ユニットは、清研微視独自の画像認識技術や眠気検知アルゴリズムと、高品質なハードウェア開発技術を組み合わせており、ドライバーの状態を客観的に数値化することでドライバーの眠気を高精度に検出できる。ドライバーの状態をリアルタイムに把握して管理・警告を行うなど、事故発生リスクを低減する先進運転支援システムの構築が可能だ。緊急時のみドライバーが対応するレベル3における車室内センシング用途などへの活用も検討していく。
5月11日より中国 上海で開催される「CES-ASIA」のパイオニアブースに、「眠気検知ユニット」を展示する。