2022年03月02日 19:19

サイエンスアーツは、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」の音声テキスト化機能に辞書登録機能を追加した。これにより、専門用語を扱う現場でも会話が正確にテキスト化され、確実なコミュニケーションを取ることができる。
Buddycomは、話した内容が文字になる「音声テキスト化」機能が備わっており、現場の「言った、言わない」の確認や、報告書や議事録の作成に役立っている。しかし、テキスト化の認識精度は利用しているエンジンに依存しており、業界や現場によって様々な専門用語や言い方がある中、正しい単語にテキスト化されないことが課題だった。
Buddycomでは、単語の登録が必要という多数の利用者からの要望を受け、アドバンスト・メディアの、音声認識開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」にて提供している音声認識APIサービスのエンジンを使った辞書登録を「Buddycom」の管理画面から設定出来るようになった。これにより、業界用語や社内用語など、認識が難しかった用語の精度を向上させてテキスト化することができる。なお、辞書登録機能はTalk Enterpriseプラン、Livecast Enterpriseプランで利用可能だ。
Buddycomの音声テキスト化の利点である「あとからいつでも見返すことができる」という利用シーンにおいての誤変換表示のストレスを削減する。