2020年11月13日 11:55

LINEは、企業とユーザーの「スキマ」時間をマッチングする求人サービス「LINEスキマニ」を2021年2月24日より提供開始する。
現在、中長期における労働市場では「人手不足」が課題となっている。そこで今、特に注目されている市場が「ギグワーク」と呼ばれる単発雇用領域だ。同社が2019年6月に行った調査では、約6割が「隙間時間に働きたい」と回答。特定の企業や就業形態に依存しないという個人の働き方や雇用環境の変化に伴い、隙間時間を有効活用したい求職者が多く、コロナ禍においてその意向を持つ人は増加傾向にあると見込んでいる。一方で、人材を採用する側の企業も一定量発生する突発的な人材不足や雇用のミスマッチによる早期退職などで、利益創出の機会損失が常に発生している。
そこで、LINEではその市場において、柔軟性のある働き方が拡大してきている現状と企業のニーズをマッチングし、新しい働き方を実現するためのソリューションとして、企業とユーザーの単発雇用のマッチングを実現する「LINEスキマニ」をスタート。雇用形態に囚われず、「時間」に対しての対価の支払いに加え、「ユーザーのスキルを活かした価値」に対しても評価がなされる、「PAY FOR TIME+VALUE」の実現に向け、隙間時間の有効活用をサポートする。
まずは、一定数の企業との運用を2021年2月24日よりソフトローンチとして開始し、ユーザーと企業の「評価データによるマッチング」などの機能を実装し、2022年春の本格提供開始を目指す。