2024年09月05日 12:47
奈良市は、地元企業3社の新規事業にチャレンジするプログラム「ならわい」を令和6年度も実施する。
このプログラムは令和4年度から実施しており、参加者が地元企業の新規事業に取り組む中で、奈良で働く・暮らすことに対する不安を払拭し、将来の移住や起業に向けた機会になることを目的としている。参加者は、9月〜12月までの約4カ月間、今の住まいに居住しながら、奈良市での活動とオンラインでの活動を併用し、チームでの新規事業に取り組む。奈良市は、昨今の暮らし方や働き方への意識の変化、都市部から地方への関心が高まる中で、「奈良市に移住し起業する」という働き方のきっかけを提案する。
本プログラムは、最終的には市内への移住や起業を目指すもので、プログラム終了後も継続して地域に関わってもらうことを想定している。そのため、新規事業の取り組みのみならず、地域のプレイヤーとのつながりを作る機会を設けるなど、関係人口創出に取り組む。過去2年の参加者からすでに5名の人が移住し、奈良で新しい一歩を踏み出している。プロジェクトの開始に伴い、9月7日・8日にオリエンテーションを開催。7日は参加者紹介、チームビルディング、受入先企業よりプロジェクト説明など。8日は各チームでフィールドワークを実施する。
日時は9月7日14時～18時30分。場所は、奈良市創業支援施設「BONCHI」3階 大会議室（橋本町3-1）。
