2021年11月29日 19:52

アサヒロジスティクスは、導入を推進している女性専用車両「クローバー」の第4段として、11月5日に狭山チルド物流センターに、11月12日に花見台共配センターに各1台を導入した。

アサヒロジスティクスでは、女性ドライバーの活躍の場を広げ、気持ち良く働いてもらえる環境づくりを目指し2019年12月より「クローバープロジェクト」と名付けて活動を展開。女性専用車両の導入はこのプロジェクト活動の1つとなる。ドライバーが就業時間のほとんどを過ごすトラックを「より快適に」「より使いやすく」することを目指し、女性ドライバーの意見を取り入れ、2020年3月に初めての女性専用トラックが誕生した。その後、導入拠点の業務にあわせた車格・装備を考慮しながら、展開を続けている。

女性専用車両「クローバー」の特徴は、トラックの名称であるクローバーを取り入れたデザイン。運転席内をすべて覆うカーテンなど、女性の「快適」を考えた装備。女性の身長にあわせて、ラッシングベルトの収納フックを通常より低い高さに設置。車両メーカーからも「こんな装備はどうですか?」と、ドライバーの負荷を軽減し、快適に乗車できる装備の提案をもらえるようになった。

ドライバーの作業時の負荷を軽減することを狙いとし、徐々に進化している女性専用車両「クローバー」は、今回で計9台の導入となった。今後も、女性サービスドライバーの生の声を活かし、女性がより活躍できる環境づくりに取り組んでいく。