2020年12月04日 18:11

マンガナイトと日本財団は、「これも学習マンガだ!」として新たに50作品を選書した。

「これも学習マンガだ!」とは、「学び」に活きるエンターテイメントマンガ作品を選書、発表し、国内外に普及していく事業。2015年に開始し、これまで200作品を選出してきた。漫画の持つ「楽しさ」「わかりやすさ」「共感力」をいかして、楽しみながら学ぶこと(=edutainment)を推進している。

今回の選書では、「映像研には手を出すな!」「約束のネバーランド」などおなじみの作品や、多様性部門から「さよならミニスカート」「ヘテロゲニア リンギスティコ~異種族言語学入門~」、歴史・戦争部門から「カジムヌガタイ」「草 日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー」、科学・学習カテゴリーから「はじめアルゴリズム」「天地創造デザイン部」など、性の多様性や異文化理解、慰安婦問題、STEAM教育、政治等を学べるマンガも選書した。更に、日本では接する機会の少ない海外マンガ「MARCH」を含む7作品を選出し、海外マンガの視点を日本社会に伝える。

マンガ家の里中満智子さんをはじめ、中村伊知哉さん、堀江貴文さんら、各界の有識者10名で構成する選書委員会50作品を選書。今回選書された50作品については、公式サイト(https://gakushumanga.jp/)での紹介に加え、トークイベントや解説動画等のコラボレーション企画を通して、更に詳しく紹介する予定だ。