2020年11月27日 18:59

NHK朝ドラ「エール」に出演していた堀内敬子さんが、テレビ東京「バイプレイヤーズ」に出演することが決定した。NHK連続テレビ小説「エール」は、2020年を象徴するテレビドラマとして大きな話題となった。新型コロナウイルスの感染拡大で中断を余儀なくされたにもかかわらず、戦争、オリンピック、エンターテイメントの持つ力、という大きな物語を描かれ、回を重ねるごとに多くの人たちの共感を集めた。

堀内さんが演じたのは、夢をあきらめた主人公を明るく励まし、その後、主人公の恩師・藤堂先生と結婚する菊池昌子。昌子が森山直太朗さん演じる藤堂先生の戦死を知り号泣する演技が話題となった。音楽がテーマであった「エール」の最終回は、作品を彩った数々の名曲を出演者が歌うというコンサート。堀内さんも古関裕而作曲の大ヒット曲「フランチェスカの鐘」を歌った。

第3弾となる「バイプレイヤーズ」は、映画化も決まっていて、総勢100名を超える出演者が集結する大型プロジェクト。2017年、第2弾のロケ中に倒れ、永眠された大杉漣さんをリーダーとし、視聴者ばかりでなく、俳優達にも人気のある「バイプレイヤーズ」は堀内さんにとっても、「嬉しすぎて、早くお知らせしたかった」というほど、出演を強く願っていた作品だという。

ドラマや映画を輝かせるのは、主演だけでなく、脇を固める名バイプレイヤーなのだということを、あらためて気づかせてくれた本作品に期待が集まる。