2020年11月10日 12:51

クェス(QeS)は、新サービスとしてエシカル・チェッキング、校閲サービスを開始した。

インターネットによって私たちは膨大な情報にアクセスすることができるようになった。しかし、非専門家による簡易な「まとめ」や切り貼りされた情報を参照して「調べた」結果、間違った知識に基づいて作成・展開されてしまった事業・商品・作品・ブランドがその価値を毀損させてしまっている場面に、残念ながらしばしば遭遇する。

同社では、人文学(哲学、史学、文学、特殊言語)に関する知識をそれぞれの分野の専門家が提供。あやふやな情報や間違った情報があふれる現代において、企業・事業・商品の設立・ブランディングを成功させるためには、確かな知識に基づいたコンセプトが不可欠だ。同社は多数の博士号保持者、元大学教員の確かな知識によって、クライアントの企業活動をより確かなものとし、その価値を高める一助となる。今回、調査・翻訳・講義依頼といった従来のサービスに加え、新たなサービスとして「エシカル・チェッキング」、「校閲」サービスを開始した。

「エシカル・チェッキング」では、商品や事業についての文面やイメージについて、倫理学や宗教学、フェミニズムを専門とする研究者が倫理的観点から見て十分な配慮がなされているかを確認し、問題がある場合は倫理的問題をクリアした代替案を提示する。「校閲」では、人文学領域に関する記事や論文の邦訳についての校閲を実施。特に哲学や宗教の領域では多くの専門用語や独自の表現があるが、要望に応じてそれら用語の解説を含め、適切な訳語や表現を提案する。

クェス