ファブリカコミュニケーションズは11月6日、中小企業向けSMS送信サービスの開始および多数の小規模事業者に向けてBtoB事業を展開している企業の新たなアドオンサービスとして、SMS配信システムのOEM提供を開始した。

SMS(ショートメッセージサービス)は、携帯電話番号が分かれば直接メッセージを送信できるサービス。メールに比べ到達率や開封率が優れていることから、新たなコミュニケーションツールとして利用されている。 近年のWEBサービスやアプリなどにおけるセキュリティ強化のための2段階認証や、重要連絡ツールに加えマーケティング用途にも利用が増え、大企業だけでなく中小企業でもニーズが高まってきた。

現在、ファブリカコミュニケーションズの子会社であるメディア4uでは、法人向けSMS送信サービス「メディアSMS」を提供している。メディア4uは、SMS配信サービスの黎明期からサービスを開始し、大企業・中堅企業への提供を中心に展開してきた。メディアSMSの補完的な位置付けとして今まで手薄であった中小企業に向けて、SMS配信サービスを開発提供。自社製品として11月6日に「BIZREN（ビズレン）」をリリースしたが、今後は当システムをOEM提供することで、中小企業と取引がある企業のクライアントに向けた新たなアドオンサービスとして活用してもらえるよう積極的に提案していく予定だ。