2020年09月09日 16:44

SKIYAKIの運営する「Bitfan」は、ライブ・セットリスト情報サービス「LiveFans」と共同で、音楽ライブファン約2,800人を対象に、8月7日~21日に「音楽ライブ配信に関する意識調査」を実施した。

調査によると、回答者の約8割(80.7%)がコロナ禍以降に音楽ライブ配信を観たことがあり、全体の約3人に1人(30.7%)が5回以上観たことがあると回答。総合満足度の比較評価では、回答者の77.0%が「リアルの方が良い」と回答した。「どちらの良さもある」との回答は20.5%で、ライブ配信を評価する回答はほぼ見られなかった(2.4%)。

リアルライブへの参加意向について尋ねると、「コロナ禍でも感染防止対策が整っていれば観に行きたい」(41.2%)と「コロナ禍でも自己責任としてすぐにでも観に行きたい」(12.2%)の合計は半数を超え(53.4%)、リアルライブへの強い参加意向が伺える。ライブ配信の利用意向について、コロナ禍において約9割(89.0%)の回答者が「(場合によっては&積極的に)利用したい」、コロナ後においては約8割(81.6%)の回答者が「(場合によっては&積極的に)利用したい」と回答した。満足度の比較評価では低かったものの、リアルライブとの二者択一ではなく、別の異なる体験としてライブ配信を肯定的に捉えているようだ。

ライブ配信時の機能・サービスについては、「特典やグッズ付きチケット」の利用意向は半数超(19.2%→56.9%)、一方「投げ銭・ギフティング」の利用意向は低く(19.4%→26.5%)、音楽ライブファンにとっては、金銭的なアーティストの直接支援の意向は弱いことが伺われる。詳しくはこちら