2017年04月27日 13:10

ボーダレス・ジャパンは2017年度より、社員の扶養配偶者・両親の健康診断費用を負担する「家族の健康診断制度」を導入した。

日本では、健康診断を受けていない人の割合は30~50歳代で男女差が最も大きくなっており、特に30歳代の女性は、約半数の人が受診していない。また、60~70歳代の定年退職した世代も、健康診断未受診者の割合は高い。健康診断は、高血圧症、脂質異常症、糖尿病など、日頃自覚することが難しい生活習慣病などを発見できる。これらの病気は、放置すれば心疾患や脳疾患など命にかかわる病気につながるリスクが高い。

これらの生活習慣病などの早期発見のため、健康診断受診の機会がない人たちにも機会を提供し、社員の家族の健康を見守る制度を導入する。今後、他に医療費・冠婚葬祭・教育費といった大きな出費に対応できる共済制度「ボーダレスバンク」や、介護手当などもスタートさせていく予定。