2023年02月01日 16:30

書籍のサブスクサービス READ FOR LIFE では、渋谷区での実証実験を開始。4月より、様々な職業の大人が選んだ書籍を、渋谷区在住または在勤家庭の子どもたちに、月に3冊ずつ届ける。「READ FOR LIFE」は、次の世代を担う子どもたちの生きる力を育むことを目指し、子どもたちに本との新しい出会いを提供するプロジェクト。第一弾として、4月より渋谷区在住もしくは在勤で小・中学生の子どもを持つ家庭向けに実証実験を開始する。
専門機関の調査によると、読書をすることが多い子どもほど、コミュニケーション、礼儀・マナー、課題解決、健康管理などの生活スキルが高い傾向にあることがわかっている。一方で、2022年12月時点の全国の新刊書店は約1万1000店、10年間で約3割減ったといわれており、子どもたちが多種多様な本に触れる機会が減少。そこで本を通じて次の世代の子どもたちに生きる力を育んでもらうことを目的として誕生したのが「READ FOR LIFE」。
4月より開始する実証実験にあたっては、様々な職業に就く大人が選んだ「子供のときに影響を受けた本」「今の子どもたちに読んでほしい本」をカタログ化。子ども本人の興味関心をマッチングさせ、それに応じて毎月3冊ずつ自宅に配送する。今回の実証実験に際しては、「選書する大人」(キュレーター)は渋谷エリアに縁がある人、主旨に賛同した人を中心に、様々な職業の人が選書した。申し込みはこちら。