2025年07月17日 12:59

Smoltは、宮崎県の特産品である日向夏を添加した特別な餌で育てた完全養殖サーモン「日向夏サーモン」を7月より販売開始する。
Smoltは、2019年に設立された宮崎大学発のスタートアップ企業。世界でも稀な養殖技術を確立し、山と海を介した養殖方式でのサーモン生産と品種改良を行っている。同社では、これまで高温耐性技術により宮崎県の温暖な気候でも安定したサクラマス養殖を実現してきた。今回、地域の特産品である日向夏に着目し、約半年間の研究開発を経て、日向夏を添加した専用飼料による新たなサーモン養殖に成功した。宮崎県が誇る日向夏は、ビタミンCやクエン酸が豊富で、爽やかな酸味と上品な甘みが特徴。この日向夏の果汁を餌に添加することで、くちどけの良い脂のりと繊細な甘みを持つ「日向夏サーモン」が誕生した。
「日向夏サーモン」は、くちどけの良いさわやかな脂のりにより、他にはない上品な風味を実現。日向夏果汁が魚肉の旨味を引き立て、爽やかな味わいを創出。日向夏果汁の効果により、より臭みのない味わいを実現した。また、日向夏果汁由来のビタミンCにより、一般的なサーモンと比較して約1.6倍のビタミンC含有。日向夏果汁を添加したことによる抗酸化作用で、魚肉の鮮度保持にも貢献する。
販売開始は7月より。初期販売エリアは宮崎県内飲食店等。オンライン販売は、産直系ECサイトなどで順次販売開始予定。2025年秋以降、順次拡大予定。