2023年02月01日 15:45

うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会は、オリジナルリユース容器「リパコ」を制作し、テイクアウト弁当を購入する人がシェアできるサービスの実証実験を2月1日~28日の1カ月間、大津市内の3店舗で実施する。

同委員会は、「琵琶湖と海はつながっている」を合言葉に、世界中で問題になっている「海ごみ」を自分ごととして捉えてもらう事を目的に、啓発イベントや商品開発、調査・分析などを、自治体や教育委員会、専門家、各種企業団体と連携して進めている。

世界中の海に存在するプラスチックごみは2050年までに魚の重量を超えると言われるほど、プラスチックごみ問題は深刻さを増している。また事前のアンケートでは、一般回答者197人のうち76.6%の人が「使い捨て容器を捨てる時に罪悪感を感じたことがある」と回答しており、容器包装ごみを問題だと感じている人が多いことが分かった。

こういった課題を受けて、同委員会は、循環型の地域づくりをめざす「しがローカルSDGs研究会」と協働でリユース容器シェアリングサービス「リパコ」の実証実験を実施。リユース容器「リパコ」をシェアすることで、テイクアウト弁当で使用されている使い捨てプラスチック容器を減らし、利用者にプラスチックごみ問題への取り組みの一歩にしてもらうことを目指す。また実証実験やアンケートを通して課題を見つけ、仕組みの改善とサービスの継続の可能性を探る。

実施期間は2月1日~28日。参加店舗は、つなぐキッチン(大津市本宮2-10-16)、sotoko(大津市京町4丁目5-23)、みかづきカフェ(大津市本宮2-10-13)。

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