2024年09月30日 15:36

弘益社は、デザイン家具を多く取り揃えるファニチャーグループ「SIEVE group(シーヴグループ)」から、コントラクト向け国産ソファシリーズ「square stair(スクエアステア)」を発売した。
ポストコロナの新しい価値観の中、パブリックスペースにおける家具の考え方はコロナ前、コロナ禍とは大きく変わりつつある。家族や親しい間柄と他人同士では、異なる距離感を求められる中で、どちらにも対応したソファの企画が必要。また、公共施設・商業施設・オフィス空間への設置を想定した際に、複雑な組立構造は搬入施工の際に望ましくなく、完成品もしくは簡易的な組立構造かつ、梱包サイズを抑える工夫も重要となる。
スクエアステアソファは正方形の形状に段差を設けるシンプルなアプローチで、highとlowの、2段階の座のあるソファ。highは大人がちょっと腰掛けるのに適した高さで、lowは小柄な方や子どもも座りやすく、大人が深く座れる高さ。また、子供がhighへ、大人がlowへ座ることで、目線を近づけることができ、フォローが必要な飲食や共通の事柄を行う際に適している。
直線的な形状ながら、座や側面は膨らみと丸みが感じられるように、熟練の張り職人と、生地の具合や内部構造を研究し、試作を重ねた。脚は、シーンに合わせ、形状の異なるステンレス製とオーク製から選択可能。また、機能やカラー展開などが異なるファブリックをシーンに合わせて選ぶことができる。詳しくはこちら。