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2024年09月11日 09:56

ブリッジフォースマイルは、企業の支援を得て、進学や資格取得を諦めていた人の再チャレンジを応援する奨学金制度「Reチャレンジ サポートプログラム」を開始する。

日本学生支援機構は、2020年4月から経済的に困窮する若者を対象に給付型奨学金を開始した。例えば、自宅外から通う私立大学生であれば、入学金26万円、年間授業料70万円、奨学金約90万円が減免される。これにより、施設等出身者等の大学や専門学校への進学率は5割まで上がっている。しかしながら、制度開始以前に施設等を退所した人たちの中には、大学等へ進学することを諦めた人、進学したもののアルバイトと学業の両立に疲弊して中退してしまう人が少なくなかった。合わせて、虐待サバイバーの中には、施設等出身者と同じような境遇にありながら、児童相談所に保護されず大人になった人たちの存在にも、関心が高まっている。

ブリッジフォースマイルでは、4月から親を頼れない10代から30代の若者を対象にした電話LINE相談事業を開始するなど、対象者を拡大している。今回の「Reチャレンジ サポートプログラム」は、公的な支援の枠組みから漏れてしまった若者たちが自分の希望するキャリアを実現するため、進学や資格取得などで再チャレンジを目指すことができるように、開始した。本プログラムは、ブリッジフォースマイルが企画運営し、日本オラクルが協賛している。奨学生の選考には、日本オラクル社員も参加する。

給付金額は1人最大50万円。申込期限は9月18日まで。

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