2023年12月27日 16:02

日本出版販売およびひらくが運営する本屋「文喫 六本木」は、12月28日〜2024年1月30日まで、札幌市の水族館「AOAO SAPPORO」とのコラボレーションによる企画展「読む水族館 鰭展」を実施する。
今回の企画展では、「生命のワンダー ~みえないものがみえてくる~」をテーマにさまざまな角度から生物の魅力を伝える「AOAO SAPPORO」が、ウオヒレ作家・ウオヒレウロ子さんを迎え、さまざまな色・形の美しい魚の鰭(ヒレ)を通して、個性豊かな魚と海の多様性を伝える。
水中で体のバランスを保ち、泳ぐために備わっている魚の鰭。私たち人間の手足の指は、これが進化したものだと言われている。会場では、ウオヒレに魅せられた寿司屋の女将・ウオヒレウロ子さんによる十魚十色のウオヒレコレクションを約20種類展示し、ウオヒレの多種多様な美しさを間近に感じることができる。また、「AOAO SAPPORO」と文喫 六本木のブックディレクターが「鰭」から派生する18のテーマに沿って選書した100点以上の本を並べる。生物学的な知識が得られる図鑑はもちろん、味わい深い文学作品や絵本まで、さまざまな角度で鰭について解釈を深めることができ、「本を携えて生物に臨む」という、文喫と水族館のコラボならではの体験を楽しめる。
入場料は無料(無料エリア「展示室」での開催)。期間は12月28日~2024年1月30日(1月1日は終日店休)。会場は、文喫 六本木(東京都港区六本木 6-1-20 六本木電気ビル 1階)。