2023年09月29日 12:53

エスパリアールは、9月29日、AI手書き「手書きくん2.0」をリリースした。
「手書きくん」は、写真で撮った手書き文字を学習させ、本人の文字で代筆し、送付まで行うAI手書きサービス。「手書きくん」は筆跡、筆圧、文字の大きさを学習し人間と同水準の手紙を作成可能だが、本人の文字の場合、写真に無い本人の文字を書くことができないという課題があった。今回、正式リリース1周年を迎え「手書きくん2.0」をリリース。新AI手書き「手書きくん2.0」は、同社が指定する350文字を書いて写真にとるだけで、本人の文字の特徴を持つ「全ての文字」をロボットで代筆可能になる。一度学習してしまえば、どんな宛名にも本人文字で自由自在に手紙の送付が可能だ。
利用シーンとしては、不動産業界の場合、電話がつながらなかった顧客に「担当者自身の文字」で手紙を届けることでアポイントを獲得。一度登録してしまえば、今までに経験したことのない手紙送付体験ができる。なお、「手書きくん2.0」カスタマイズ機能(β版)では、本人文字の特徴を備えた文字を各文字100種類生成し、好きな文字を選択してもらいながら学習させていく。現状、各文字毎に0.4秒で100種類の文字を生成させることができる。同機能は、全ての漢字で対応できる訳では無いため、現状β版となっている。