2023年08月22日 19:29

紙製品・化成品メーカーのマルアイは、創業135周年の節目に、未来の「包む」を創造する「MITTSU PROJECT(みっつプロジェクト)」を始動する。
昨今はデジタル化の進展や新型コロナウイルスの感染拡大により、対面でのコミュニケーションの機会が減少。ビデオ通話やチャットといったオンラインでのコミュニケーションが急速に普及している。そのような中で、同社は「包む」ことで生まれる価値や「包む」ための商品は、今後も変化し続けると考えている。そこでマルアイでは、長年大切にしてきた「包む」価値を広く伝え、「包む」の新たな可能性を世の中に提案したいと考え、「MITTSU PROJECT」を始動する。
本プロジェクトは「つつむ、つくる、つながる」をコンセプトに、少し先の未来の「包む」価値や新たな可能性を創造し発信する。プロジェクトの第1弾となる2023年度は、若手デザイナーのイシタ キョウさん、ta_raboさん、21B STUDIO、若田勇輔さん・有留颯紀さんと共創。「人と人をつなげる食品パッケージ」をテーマに、新たな食品パッケージを開発する。
デザイナーは、時代の変化や社会課題などを踏まえた未来のあるべき食品パッケージのアイデアを同社に提示し、最終的にプロトタイプ(試作品)を制作。開発した食品パッケージは、11月17日~19日まで、表参道の複合文化施設「スパイラル」にて展示する。