2023年04月26日 19:25

多摩美術大学は、2023年度春期生涯学習講座を5月より順次開講する。多摩美術大学生涯学習センターは、美術・芸術の裾野を広げることを目的に、常に新鮮で実験的な講座の構築を目指し、年間約100のプログラムを開講している。
講師は本学教員を中心に、各分野で活躍しているアーティストや研究者を招聘。1日のみの講座から、1年間じっくり取り組む講座まで、各自のペースで受講できる。2023年度春期は「演習」「講義」「対談」「こども」の4つのカテゴリーで20を超える講座の開講を予定。
演習講座は、「紙を折る─折形から考察する日本文化」「絶対的なプロポーション─木の立方体で作品をつくる」など。講義と実技で構成されており、つくり、考え、そしてまたつくるという表現と思考の連鎖をうながす。講義講座は、「世界の美術館─写真+映像そしてお話で、美術館を巡る」「洋の東西の宗教美術」など。多彩な講師陣による作品紹介とその芸術理論を道しるべに、日本と世界の時空間を横断する「知の旅」を満喫できる。
対談講座は、創造の現場の第一線で活躍する人を招き、それぞれの制作活動や研究活動をもとに対話を行う講座。さらに「こども講座」は、「けずってつくって使ってみよう、自分だけのおはしとスプーン」「床から浮いた彫刻つくろう」など。大人から子どもまで、年齢・経験を問わず、誰でも受講可能。現在、申し込みを受付中。詳しくはこちら。