2023年02月28日 09:52

IKCSは、モビリティデジタルサイネージ「Q-buho(キューブォ)」を開発した。
昨今、ECサイトによるオンライン購入活動が増加している中、広告宣伝活動においてターゲット(ユーザー層)に的確にアプローチし購入に繋げるインターネット広告が急伸している。従来の設置型デジタルサイネージや看板は、不特定多数のユーザー層への認知戦略としては効果的だが、顧客ターゲティングおよび実売効果という面ではインターネット広告に劣っていると考えられる。そこで同社は、インターネット広告に勝つ実売効果の高い広告筐体をコンセプトにした新時代のモビリティデジタルサイネージ「Q-buho」を開発した。サイネージが街中を移動して、時間、場所、人に合わせて、瞬時にフレッシュな広告を届けることで、高い効果的な宣伝広告が期待できる。
「Q-buho」は、デリバリーバイクに搭載されたデジタルサイネージが街中を走り周ることで、街中が広告スペースとなる。看板設置に高額費用が掛かる一等地にもキューブォなら手軽に広告を展開可能。高輝度モニターで1日を通してクリアに視認できる。クラウド型のスケジュール広告配信により、朝、昼、夜のシーンに合わせてコンテンツ配信が可能だ。また、GPS連動で近くの店舗に合わせた情報、ビックデータ連動により見ている人に合わせた情報を発信する広告の最適化を実現する(開発中)。
「Q-buho」は2月28日~3月3日開催の第39回流通システム総合展「リテールテックJAPAN2023」で初公開するとともに、フィールドテスト導入をする企業の募集を開始する。