2023年02月07日 19:30

現代いちじくの発祥の地として知られる兵庫県川西市では、いちじく「朝採りの恵み」を100パーセント使って作られたワインを、2月8日から約3800本限定で販売する。
今回発売されたワインは、ほんのりとしたいちじくの香りとフルーティーな味わいが人気のいちじくワイン「THE MORNING DEWDROPS-川西の朝露」。アルコール度数は10%とやや低めで、いちじくの甘い香りとフルーティーな味わいが人気の果実酒。市内の加茂・久代地区などで収穫された完熟いちじく「朝採りの恵み」約2.2トンを使用している。小売価格で1本(720ミリリットル)1415円(一部店舗では1416円・税込)。
今年の出来や味わい方について、市産業振興課の担当者は「原料となるいちじくは良質で完熟のものを使用している。そのため、いちじくそのものを食べているようなフレッシュな風味や香りを楽しんでもらえると思う」などと話している。販売は、JA兵庫六甲川西営農支援センターや、市内の酒販店、農協の直売所「四季の郷(しきのさと)」のほか、「ファーマーズマーケット スマイル阪神」やパスカルさんだなど、市外でも販売される。
同センターでは、宅配便による発送(別途送料、箱代等必要)なども行う。同市ではいちじくワインをふるさとづくり寄附金(ふるさと納税)の返礼品としており、令和4年には約60本が返礼品として選ばれた。