2023年02月07日 19:00

科学技術館は、2月14日、5階「サウンド」展示室の運用を開始する。
科学技術館は、1964年4月に東京・北の丸公園に開館した科学技術・産業技術の総合的博物館。開館以来体験型の展示手法を中心に展開し、科学・技術を通して未来につながる好奇心・探究心、そして創造性を育んできた。入館者累計は、青少年とファミリーを中心に3200万人を超えている。
音は耳に聞こえるだけでなく、さまざまなすがたを描き出すことがある。「サウンド」展示室は、そんな音のすがたを見られる新しい展示室だ。音によって変化する水面の様子を観察する「アクア・ウェーブ」や、同じく音によって変化するレーザーの光跡を観察する「レーザー・ダンス」、鍵盤をふむと音が出るとともにそれに応じた色やかたち、大きさの波があらわれる「ジャンボ・ピアノ」など、体感型の展示物で構成した特別な空間となっている。目には見えない「音」を可視化するこれらの新展示を通して、子どもを中心とした一般の人々が全身を使って科学や技術への興味を高め、また学ぶ機会を提供していく。
新展示室「サウンド」は、「遊び」「創造」「発見」の森をコンセプトとしたFORST(フォレスト)展示室群の一室。さまざまな体験を通じて、何かを感じ取ることができる仕掛けがいっぱいのエリアだ。
入館料は大人950円、中学生・高校生600円、子ども(4歳以上)500円。住所は、東京都千代田区北の丸公園2-1。