2023年02月07日 19:00

JALは、農林水産省が展開する「食」と「農」のつながりの深化に着目した官民協働の新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」に賛同し、推進パートナーとして登録した。
「ニッポンフードシフト」とは、日本が抱える「食」「農」に関わる課題に対し、新しい時代にふさわしい日本の「食」のあり方を考える機会を創出し、消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって考え、議論し、行動する国民運動だ。
JALでも、農林水産業の人手不足や食料自給率の低下など、さまざまな地域課題の解決に貢献すべく、「JALふるさとプロジェクト」の一環として、農泊の推進や農業の魅力発信、また地域産品の高付加価値化と販売促進などに取り組んできた。こうした背景から、JALは推進パートナーとして登録し、「空から、ニッポンフードシフト。」をコンセプトに、地産地消のガストロノミーツアーの推進、「食」と「農」の大切さを体感できる教育型ツアーの提供などに取り組む。
推進パートナーとしての具体的な取り組みの第1弾として、「ニッポンフードシフト」がフォーカスしている国民食「カレーライス」をテーマに、『ミステリーカレーツアー「華麗にマイル!」』と題して、情報発信および新たな人流の創出に取り組む。直前まで目的地が分からないミステリーツアーで、到着後は参加者が農業に触れながら食材を集め、カレーライス作りを体験することで、旅行としての楽しみを味わいながら、実体験を通じて「食」「農」への関心を高めることを目的としている。