2023年02月03日 13:09

三井住友カードは、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)と協力し、Visaが新たに開発した発行会社向けの機能を使用したサービス「フレキシブルペイ」の提供を開始する。

昨今、コロナ禍による生活様式の変化に加え、デジタルコマースの浸透も加速し、消費者を取り巻く環境は大きく変化している。特に、決済シーンにおいては、従来最も利用されているキャッシュレス手段であるクレジットカードや、予めチャージしたり貯めたポイントを交換した金額の範囲内で決済ができるプリペイドカードに加えて、銀行口座に直結し、即時払いが可能なデビットカードが広がりを見せるなど、消費者の生活スタイルや、場所、金額などに応じて、決済方法も多様化している。

従来、Visaブランドで発行されるカードは「クレジット」「デビット」「プリペイド」とそれぞれ1枚のカードで1つの支払い機能を搭載している。今回、Visaとして提供開始する新決済機能は、発行会社が発行する1枚のカードもしくは1つのアカウントに、複数のカードやポイントプログラムを集約でき、消費者が決済ごとに支払い方法をアプリ上などで選んで使い分けることを可能にする。「フレキシブルペイ」は、三井住友カードと三井住友銀行が開発する総合金融サービス「Olive」のキャッシュカード一体型Visaカードにおいて、3月より提供。1枚のカードに対して、アプリ上で「クレジット」「デビッド」「ポイント払い(プリペイド)」の支払いモードを切り替えられるため、複数のカードを持つ必要がなく、すっきりと整理することができる。

三井住友カード