2022年02月10日 19:00

日本アロマ環境協会は、2022年1月、気温差(寒暖差)による体調の変化「寒暖差アレルギー」「寒暖差疲労」とアロマテラピーの可能性についてアンケート調査を実施した。
「寒暖差アレルギー」とは、寒暖差によって鼻粘膜の自律神経が乱れることで、アレルギー性鼻炎のような症状がでることがある。実際にはアレルギー反応ではなく、自律神経の乱れに伴う反応といわれており、正式名称は「血管運動性鼻炎」。また「寒暖差疲労」とは、寒暖差によって多くのエネルギーを消費することで疲労が蓄積し、自律神経が乱れることで様々な不調が出る状態。
調査によると、寒暖差による体調の変化を感じている人は約9割おり、「寒暖差アレルギー」または「寒暖差疲労」という言葉を知っていた人は約8割だった。また、寒暖差による体調の変化のうち、多い症状TOP3は「鼻水・鼻づまり」「くしゃみ」「頭痛」となった。寒暖差による体調の変化を感じたときに、アロマテラピーを活用する人は約6割。さらに、寒暖差による不調が和らいだアロマTOP3は「ラベンダー」「スイートオレンジ」「ゼラニウム」だった。
今回の調査結果から、実際に多くの人が寒暖差による体調の変化を感じ、アロマテラピーを活用することで心身の不調が和らいだ、ということが分かった。ラベンダー、スイートオレンジ、ゼラニウムは、50%以上が症状の緩和を実感したアンケート結果となっており、アロマテラピーの可能性に期待が高まる。