2025年05月23日 12:55

NTTアノードエナジーは、「蓄電所構築・運用おまかせサービス」の提供を7月から開始する。
NTTアノードエナジーは、NTTグループのデータ資産やAIなどを活用し、太陽光発電量や電力市場価格の予測に基づき、蓄電池の充放電を最適化する「エネルギー流通プラットフォーム(予測エンジン・最適化エンジン)」を開発した。さらに、2023年7月に福岡県田川郡香春町に、NTTアノードエナジーとして初めてとなる蓄電所、田川蓄電所の運用を開始して以降、全国9電力エリア・23カ所において総蓄電容量340MWhにおよぶ自社蓄電所の構築を進め、保守・運用を通じて得られたデータや市場の変化を踏まえた取引ノウハウによりさらなる高度化を図ってきた。これらの実績や100年以上にわたる通信ビルの電力システム構築・保守で培った技術力やノウハウをもとに、蓄電所ビジネスを一気通貫でサポートする「蓄電所構築・運用おまかせサービス」を提供開始する。
本サービスは、FIT(固定価格買取制度)による太陽光発電事業に次ぐ収益源の確保や、遊休地の活用、蓄電所による地域への再エネ導入の後押しなど、新たな事業機会を求める事業者のニーズに応えるもの。蓄電所の構築から保守・運用までを一気通貫でサポートすることで、蓄電所ビジネスの安定運用と収益最大化を実現する。