2020年02月25日 17:55

JAGフィールドは、企業の人事・総務担当者を対象に、年度替わりの動きに関する調査を実施した。
まず「年度替わりは入社・退社が多いか」と質問したところ、7割以上が「はい(71.3%)」と回答した。退社に焦点を当て、どのような理由で退職するのか聞いたところ、「キャリアチェンジ(26.8%)」という回答が最も多く、次いで「家庭の事情(22.0%)」「仕事の内容(19.5%)」「人間関係(11.9%)」と続いた。
「年度替わりで転職することのメリット」については、「タイミングが良い(26.7%)」が最多で、次いで「職場に馴染みやすい(26.3%)」「新入社員よりも即戦力(22.2%)」「適切な部署に配属できる(17.9%)」と続く。一方、「年度替わりで転職することのデメリット」を尋ねると、「求められることが多い(24.7%)」と回答した人が最も多く、次いで「新入社員と比べて優先度が下がる(22.9%)」「レクチャー・覚えるのに時間がかかる(19.9%)」「賞与がでない場合がある(17.8%)」「税金の手続きが面倒(9.3%)」となった。
最後に、「年度替わりでの転職はメリットとデメリットどちらが多いと思うか」と質問したところ、7割以上が「メリット(73.6%)」と回答し、3割未満が「デメリット(26.4%)」と回答。多くの人事・総務担当者が、年度替わりの転職はメリットが多いと考えていること、また、年度替わりの社員の動きが明らかになった。