2019年06月06日 15:39

構造計画研究所、川田テクノロジーズ、川田建設は、橋梁保全の工事現場における生産性向上を目指し、「BridgeStudio powered by NavVis technology(ブリッジ・スタジオ)」の試験運用を開始した。

「BridgeStudio」は、GPSが届かない環境下でかつ不規則な段差が多数ある橋梁吊足場上でも、工事現場を3次元バーチャル化することが可能なITソリューション。3次元バーチャル化した工事現場をWebページにて共有することで、現場への実地調査確認回数の低減や、オフィス内で業務を行う設計者と現場管理者間の情報共有の円滑化など、生産性向上に繋げることを目的としている。

なお、川田建設が現在施工中の東北自動車道 迫川橋(はさまがわばし)床版取替工事において、5月より試験運用を開始。今後「BridgeStudio」を様々な橋梁タイプに適用させて現場での実績を重ね、より一層の生産性の向上を目指していく。