2017年11月09日 10:52

京都市は、パナソニック、京都産業大学等と連携し、宅配ボックスの実証実験「京(みやこ)の再配達を減らそうプロジェクト」を11月8日から開始する。
本プロジェクトは、京都市が主催し、パナソニックと京都産業大学及び宅配事業者が協力して実施するもの。パナソニック製のアパート用宅配ボックス「COMBO-Maison(コンボーメゾン)」合計39台を京都市内5カ所のアパート(合計106世帯)に設置するとともに、京都産業大学キャンパス内にも公共用の宅配ボックスを設置。約3カ月にわたって利用実態や再配達抑制効果などを調査する。
日本一学生が集中する「大学のまち・学生のまち」京都において、インターネット通販等を利用する青少年世代に働きかけ、日中留守でも宅配便を受け取れる手段を提供することにより「環境にやさしいライフスタイル」への転換につなげようという産学公連携による試みだ。
実証実験の結果は、2018年3月頃の公表を予定。