2017年09月01日 12:48

エイベックス・グループ・ホールディングスは、日本マイクロソフトと、マイクロソフトのAIサービス「Microsoft Cognitive Services」を活用した、ライヴ来場者分析システムを開発。システム導入に向けた実証実験を開始した。
本システムは、AIで会場内に設置したカメラで来場者の顔を検知し、ライヴの盛り上がりや演奏されている楽曲と、「怒り」「喜び」「悲しみ」など感情との関連性を分析、数値化するもの。来場者の反応を数値化することで、定量的な効果測定の難しいエンタテインメントの客観的な評価が可能になり、イベントの質や満足度の向上に向けた取り組みをより容易に行うことが可能になる。
そして、このたび「lol -エルオーエル-」のライヴツアー「”live tour 2017 [ lolz ]”ファイナル」において、実証実験の第一弾を実施した。今後はさらなる実証実験を重ね、本システムの実用化後、ライヴ・イベントの効果測定ソリューションとして外販することも検討中。