2017年04月28日 09:21

三菱重工業は、長崎造船所において建造に取り組んできたアイーダ・クルーズ(AIDA Cruises)向け大型クルーズ客船の2番船「AIDAperla(アイーダ・ペルラ)」を竣工、4月27日に引渡し式を行った。
2016年3月14日に同型1番船「AIDAprima(アイーダ・プリマ)」の引渡しを行ったのに次ぐもので、これにより三菱重工業はアイーダ・クルーズから受注した大型クルーズ客船2隻の建造を完了した。「AIDAperla」は5月初旬にスペインのマヨルカ島に向けて出航する予定。
「AIDAperla」は、総トン数約12万5000トンで、全長300m、18のデッキを有する大型客船。船内には、開放型3層吹き抜け多目的シアター、レストラン、バー、ショップ、サウナ、ディスコ、カジノなど数多くのパブリックスペースとビール醸造設備を有する。総客室数は1643室で、AIDAブランドの客船としては最大だ。