2025年10月10日 09:53

マルチブックは、「海外拠点管理 完全ガイドブック」を無料公開した。
日系企業の海外進出拠点数は8万8000を超え、国内市場の縮小・人口減少への対応、新たな顧客獲得・販路拡大、人件費や原材料費の削減、優秀な人材の確保など、様々な理由から海外進出は加速している。一方で、海外拠点管理には多面的なリスクが存在する。具体的には各国の規制強化や税務要件の高度化への対応、現地での不正行為や内部統制の不備、決算情報の遅延や業績管理の不透明さなどが挙げられる。同社はグローバルクラウドERP「multibook」の提供を通じ、これまで35カ国・600社における海外展開を支援してきた。これらの知見をもとに、海外拠点管理における主要リスクと対応のポイントを本ガイドブックで体系的に解説する。
本資料では、海外拠点におけるリスクと課題、連結決算早期化のポイント、グローバル業績管理の強化、海外拠点の会計システム/ERP選定における落とし穴、そして理想的な海外拠点管理の姿について、実際の事例を交えて解説する。本書は、海外進出を検討中の企業、ならびに海外拠点の運営に課題を持つ企業におすすめ。経営管理・経理財務・情報システムなど関係部門の共通認識形成に活用できる。加えて、具体的なシステム導入・標準化・BPO活用の検討を前進させるための社内参照資料としても有用だ。