2017年03月15日 09:03

N-1サミット実行委員会は、3月14日に開催した「N-1サミット2017」において、「農家(ノーカー)・オブザイヤー」の発表・表彰式を行った。
「農家・オブザイヤー」は、全国1000軒以上のカリスマ農家の中から最も多くの消費者に感動を与えた農家を表彰するもの。消費者の「おいしい」という声を評価基準に生産農家を表彰する賞で、経営や農業技術などの観点から受賞を決定する既存の賞とは異なった独自の賞となっている。
第13回目となる今回は、総勢13名のノミネート者の中から「みつトマト」をつくる伊原努さん(千葉県)が最高金賞に選ばれた。みつトマトは土ではなく、僅かな水分だけを通す性質がある「薄い透明なフィルム」を活用し、糖度の高いトマトの育成に成功している。今年の「農家・オブザイヤー」では、最新の農業技術を活用した生産者が上位を飾り、テクノロジーを活用した農業が消費者にも受け入れられていることが伺える結果となった。