2016年07月19日 08:39

国連WFPは、平和維持活動(PKO)を行う国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)による現地調査の結果、略奪により大量の食糧が奪われたと報告した。
職員はまだ現場を確認できていないが、南スーダンの首都ジュバにあるこの倉庫には、戦闘再燃前の先々週末の時点で22万人の1ヶ月分の食糧にあたる4500トン超の食糧や、発電機・トラックなどの救援物資が保管されていた。
国連WFP地域局次長のバーノン・アーチボルド氏は、「国連WFPは、最も貧しく弱い立場にある南スーダンの人々のための食糧を略奪するという行為を強く非難します。どれほどの食糧が略奪されたのかは調査中ですが、貴重な食糧が奪われたことで、国連WFPの支援活動に支障が出ることを懸念します。」とコメントした。