2025年09月17日 12:39

個人向けセキュリティサービスを提供するNordVPNは、2025年版「ナショナル・プライバシー・テスト(NPT)」における日本の結果を発表した。
その結果、日本は50点(満点100点)という結果になり、昨年の8位から転落し世界11位となった。サイバーセキュリティおよびインターネットプライバシーに対する意識において、世界トップ3にランクインした国は、リトアニア(62点)、シンガポール(61点)、ポーランド(60点)だった。
調査結果によると、日本人は強力なパスワードの作成(97%)や、アプリの権限を通じてアプリと共有するデータ(92%)について、よく理解していることがわかった。SNS上での共有を避けるべき機密データ(90%)や、デバイスがどのようにマルウェアに感染するか(84%)、不審なストリーミングサービスのオファーへの対処法(79%)もよく理解していた。
しかし、インターネットサービスプロバイダ(ISP)がメタデータの一部としてどのようなデータを収集するかを理解している人はわずか6%。AIを仕事で利用する際に考慮すべきプライバシー問題を知っている人も9%に留まった。また、家庭用Wi-Fiネットワークの保護方法を把握している人も9%に留まっており、フィッシングサイトを識別できるのは5人に1人(20%)のみという結果になった。
詳しくはNPTレポートページへ。