2015年09月17日 10:48

24時間テレビでもドラマ化された感動の実話『はなちゃんのみそ汁』が、9月17日、親から子へと読み継がれる絵本になった。
はなちゃんは、日本一、早起きな小学生。起きたら真っ先に向かうのは台所。パパといっしょに朝ごはんをつくる。昆布と自分でけずったかつおぶしでおだしをとって、豆腐を切って、おみそをといて……。食卓について「いただきます」のその前に、ママの写真に向かって手を合わせて、はなちゃんは、こう言う。「ママ、パパとはなは、もう だいじょうぶだよ!」
がんで残り少ない命を覚悟した母親が、5歳の幼き娘を台所に立たせ、包丁を握らせたのは、ひとりでも生きていけるための力をつけてほしいという強い願いからだった。親から子へと読み聞かせてほしい絵本だ。「はなちゃんのみそ汁」のレシピもついている。
価格は1,400円(税抜)。
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