2025年10月31日 15:40

パナソニックは10月31日以降、戸建て電気自動車(EV)所有者向けアプリ「おうちEV充電サービス」の各種機能を拡大する。

パナソニックは、今年2月にEVの充電管理を最適化する戸建てEV所有者向けアプリ「おうちEV充電サービス」を提供開始した。無料アプリを通じて、電気代プランの提案や外出時の充電スポット検索、ポイント機能などを提供し、EVユーザーの快適で便利なカーライフの実現を目指している。9月には、提供開始から累計1万ダウンロードを突破した。

今回、10月31日より提供開始する「IoT制御モジュール(ホワイト)」とアプリを通信することで、電気料金の低い時間帯の充電制御や、アプリ上での充電量や電気代の見える化が可能になる。また、EV充電に最適な電気料金プランを提案する「電気料金プランシミュレーション機能」に、11月10日(予定)より丸紅新電力、12月1日(予定)よりENEOS Powerの電気料金プランを追加する。丸紅新電力のプランは、EV充電量とEV以外の電気量を分離し、EV充電のみ安価な電気料金単価を設定する国内初の「特定計量制度」を活用している。

パナソニックは、今後は、さらなる電気料金プランの連携強化やプラットフォーム機能を拡充。EVユーザーおよびEV購入を検討している人にとって不可欠な生活インフラとなることを目指し、EVを通じてカーボンニュートラル社会への貢献を進めていく。