2015年09月07日 13:41

細胞アーティストOuma(オーマ)が、代官山の「ギャラリー懐美館(なつみかん)代官山」で個展「世界を変える意志」を開催中。

本個展は大型の切り絵を含むインスタレーション作品展。切り絵は、手術用メスのメーカー、FEATHER社製の精密ナイフ等を使用して制作。また、カラフルな布が雨のように降る「The WorldIII(2015)」では、吊るされた布を鑑賞者が好きな色の布と付け替えることができる。そのほか、バネ端材を糸状に吊るした「不完全性(2015)」など、視覚的な形状のおもしろさや、触れることを楽しめる作品も設置。

Oumaは元獣医師で、手術や薬だけでない「癒し」の可能性を探究するため、2011年よりアート活動を開始している。Ouma作品全体のテーマは「生命」「生きていること」。本個展では日々、展示品の設置方法を変えることで、「生きる展示」としての表現を目指す。展示期間は9月4日~9月11日。