2025年10月08日 15:55

住友重機械工業と住友重機械エンバイロメントは、クラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を導入した。
Skillnoteが提供する「Skillnote」は、従業員の力量情報を活用した計画的な人材育成と最適配置を実現するスキルマネジメントシステム。従業員のスキル情報を軸に教育情報(OJTや研修の計画、履歴)および資格情報を連動させた一元管理により、組織的な人材戦略の策定と個人に最適化した育成計画の立案、進捗管理を実現する。
住友重機械工業は「中期経営計画2026」の重点課題のなかで、人材育成基盤強化を謳っており、その専任組織として2024年に「人材育成センター」を設立した。人材育成センターは、人材育成サイクルをうまく回すための基盤を築くことが主な役割。その具体的な施策には、社員の力量を可視化・分析して育成計画に活かすシステムの導入、力量を向上させるための教育体系の充実、それらの活動を推進するための事業部門との連携がある。
今回の「Skillnote」の導入は人材育成センターの活動内容と関連するものであり、「Skillnote」は住友重機械グループにおける人材育成施策推進の重要なツールと位置づけられている。
また、住友重機械エンバイロメントにおいても、同社の技術職の力量を管理し、組織力を能力×人員で把握し、人材を育成・充当する計画を立案するシステムとして期待されている。