2025年09月19日 16:00

ALL CONNECTが運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」は420人の格安SIMユーザーを対象に、利用しているキャリアやデータ使用量、満足度について調査を行った。
今回の調査では、最も利用者が多いキャリアは「楽天モバイル」(29.3%)だった 。2位のUQmobile(16.9%)、3位のY!mobile(14.3%)を大きく引き離し、楽天モバイルの人気の高さが明らかになっている。背景としては、従量制プランによる使った分だけの料金体系や、楽天経済圏でのポイント還元メリットが支持を集めていると考えられる。
格安SIMユーザーの月間データ使用量について調査したところ、「1GB~3GB」が27.6%で最多。注目すべきは、1GB未満の超軽量ユーザーも11.4%存在すること。これらの結果から、格安SIMユーザーの多くはWi-Fi環境を上手に活用し、モバイルデータ通信を最小限に抑える傾向があることが分かる。一方で、15GB以上の大容量ユーザーは合計24.0%存在し、使用量に応じて最適なプランを選択している実態も浮き彫りになった。
携帯キャリアを選ぶ際に重視している点としては、「料金の安さ」が83.5%で圧倒的多数を占めた。通信速度についても、「非常に満足」(19.2%)と「やや満足」(43.6%)を合わせて62.8%が満足と回答。格安SIMは「安かろう悪かろう」のイメージを払拭し、料金と品質のバランスが取れたサービスとして認識されていることが分かる。