2025年09月19日 12:31

i-PROは、重要インフラなどへの侵入を広範囲に検知する、監視用ミリ波レーダーを本年12月に販売開始する。
本商品は、航空管制レーダーや自動運転システムでも使われている電磁波(ミリ波)を照射し、カメラや赤外線センサーが苦手とする雨や霧などの悪環境下でも、特定範囲内の物体を検知する。異常を検知した場合は、検知した物体の場所を、接続されたクライアントPCの地図上に表示。それとともに、本商品内蔵の魚眼カメラの映像と合わせて、監視領域の大まかな状況をすぐに確認できる。
本商品1台で、視野角180度、検知距離最大100m(車の場合。人の場合は70m)の広範囲をカバー。監視したいエリアの外周に沿い直線状に複数の設置が必要となる赤外線センサーやテンションセンサーなどの従来の侵入センサーと比較し、工事費の低減が可能。
さらに、i-PROのAI搭載PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラと連携すれば、カメラのAI自動追尾機能により、検知物体の詳細の撮影/記録が可能。異常を検知したレーダーは、PTZカメラに撮影場所を指示。PTZカメラはミリ波レーダーから指示された撮影場所で発見した対象を、AI自動追尾機能によりズームしながら追跡。リアルタイムでPTZカメラの映像を確認できるほか、証拠映像の記録も同時に行う。
本商品1台で、最大4台までのPTZカメラと連携できる。発電所や空港、港湾、工場など、重要な施設での監視力の強化、省力化に寄与する。








