Kultureが提供する、新たな音楽ライブ体験を実現するプラットフォーム「KLEW（クルー）」は、ライブイベントと連動したコミュニケーション制御技術に関する特許を取得した。

Kultureが考える、アーティスト活動における本質的な課題のひとつが、「ライブに来場するロイヤリティの高いお客様の情報を当事者であるアーティストやアーティストマネージメントが十分に把握できていないこと」。そして、「その情報を活用できていないこと」が挙げられる。

この課題を解決する第一歩として生まれたのが、出演アーティストとライブチケット保有者だけが参加できる「チャンネル」という機能。「チャンネル」では、アーティストと客との交流はもちろん、客同士の会話や、アーティストからの限定コンテンツの提供も可能。

今回取得した特許は、対象ライブのチケット保有者のみを「KLEW」のシステム上で認証し、認証されたユーザーのみが投稿・閲覧できる専用チャンネルを開放する仕組みに関するもの。これにより、ライブに出演するアーティストと認証されたユーザーだけが参加可能な、デジタル上のコミュニケーションを実現した。

なお、「KLEW」ではチケット保有の判別にあたり、利用者に当該ライブのチケット画像をアップロードしてもらい、AIを活用して券面情報を解析している。これにより、発売元や発券元を問わず、どのようなチケットでもスピーディーかつ正確な判別が可能となっている。