2025年09月18日 12:09

3.11メモリアルネットワークは、9月19日、福島県大熊町で「3.11メモリアルネットワーク 福島交流会2025」を開催する。

東日本大震災の発災から14年半。教訓を伝え続ける難しさ、語りづらさや伝わりやすさを乗り越えて、伝承に携わる人々のつながりを作り続けるためには何ができるのか。第1部では「富岡町3・11を語る会」の青木淑子さんから「語りづらさや伝わりづらさを乗り越えるヒント」を、第2部では福島県内各地で伝承活動に取り組む4つの団体から「つながりを作り続けるためにできること」を報告してもらう。第3部では、これら伝承活動の第一線からの報告をヒントに、参加者がみんなで知恵を出し合うフロアディスカッションを行う。

この「福島交流会」は、震災をめぐる語りづらさ・伝わりづらさと、私たちにできることは何かについて、多様な立場や考えの人々が集い意見を交わすオープンな交流会。2024年1月(双葉町)、2025年2月(楢葉町)に続き、今回で3回目の開催となる。毎回100名弱が参加して、意見交換のみならず参加した団体同士の新しい交流が生まれるなど、被災地域全体での伝承活動の活性化に寄与してきた。

参加費は無料。日時は9月19日 14時~17時。会場は、CREVAおおくま 会議室1(1階)(福島県双葉郡大熊町大字下野上字大野116-5)、オンライン配信あり。

詳しくはこちら