2025年09月18日 12:07

シースリーレーヴは、ペネトレーションテストや各種セキュリティ診断に加え、新サービス「ダークウェブモニタリング」の提供を開始した。
「ダークウェブ」とは、通常の検索エンジンでは表示されず、匿名性の高い通信技術を利用することで犯罪者による不正売買や攻撃準備が行われるインターネットの裏社会。近年は、企業のログイン情報・顧客データ・クレジットカード情報などが頻繁に取引されており、知らないうちに自社の情報が流出・販売されているリスクがある。
「今は被害がないから大丈夫」と思っている間に、自社の認証情報や顧客データが裏社会で売買されているかもしれない。被害が表面化してからでは遅く、損害額・ブランド毀損・法規制対応に莫大なコストがかかる。被害が起きる前にこそ、漏洩リスクを把握して手を打つことが不可欠だ。本サービスは、ダークウェブや通常のインターネットを継続的に監視し、個人情報・認証情報・財務データなどの機密情報が漏洩していないかを特定。さらに、漏洩が確認された場合には「どのように悪用され得るか」まで診断し、早期対応を支援する。
サービスの特徴は、広範囲の監視(特殊な仕組みを使い、ダークウェブや通常Webを自動調査し、流出情報を探索)、最新の脅威情報を収集(攻撃者の手口を常時データベース化し、進化する脅威をカバー)、専門家による分析(AI検出結果を、経験豊富なセキュリティエンジニアが精査し本当に危険な情報を判定)、AIによる高精度解析(人間だけでは見落としやすいパターンも、AIで検知して見逃さない)。