2025年09月18日 09:04

うるるが運営する、官公庁・自治体・独立行政法人向け購買調達サービス「調達インフォ」は、生成AIが仕様書の原案作成する「仕様書原案作成機能」の提供を開始した。
うるるは、労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、働きたくても働けない「埋もれている労働力」と、IT・AIによって今後代替される可能性が高い「埋もれゆく労働力」の2つから生み出される、「埋蔵労働力資産」の創出・活用を軸に事業を展開している。
「調達インフォ」は、全国約8900機関、約2560万件の入札・落札情報が登録された調達情報サービスで、現在880機関の調達担当者に広く活用されている。本機能は、チャット形式で提示される質問に答えるだけで、生成AIが仕様書の「原案」を作成するもの。本機能により他機関の過去事例を参照しながら、短時間でたたき台を作成できる。庁内フォーマットに合わせて調整することで、実際の業務に即した利用が可能だ。
調達業務のDXは、公的機関職員の業務効率化や生産性向上につながり、結果として税金の有効活用や持続可能な行政運営にも寄与すると考えている。調達インフォでは今後も継続的に新機能の開発・改善に取り組むとともに、よりよい調達を実現するため、豊富な知見を持つ公共調達コンサルタントによる専門的なサポートを通じて公共調達のDXを推進していく。さらに、うるるは官民をつなぐ中間支援事業者として、こうした取り組みを通じて、日本の深刻な労働力不足問題の解決に貢献していく。