2025年09月16日 12:55

スタディメーターは、高校生と大学生によるビジネスコミュニティ「First off Projects」から、社会課題をテーマにしたオンライン検定「社会探究検定」を発表した。

「First off Projects」は、高校生と大学生のためのビジネスコミュニティ。法人向けIT研修サービスを提供するスタディメーターの研究機関としての役割を担い、メンバーは資金や学習機会の援助を受ける代わりに、本人の関心に基づいたサービスの開発や学習レポートの作成を行い、新技術に関する知見や新規事業創出の事例を同社に還元している。

「社会探究検定」は、1テーマあたり1000円で受検でき、購入から1カ月間、何度でも挑戦可能。主に社会課題に関心のある中学生や高校生を対象としており、10回の合格でそのテーマの合格証を取得することができる。従来のSDGs関連検定が多様な社会テーマを横断的に学ぶ構成であるのに対し、「社会探究検定」は自分の興味に沿ったテーマを選び、深く掘り下げて学べる点が大きな特徴だ。

社会課題は多岐にわたるが、一人ひとりが関心を抱くテーマは限られている。そこで本検定では、「ゴミ問題とリサイクル」「気候変動と環境問題」「食ロスと持続可能な食」「グローバルと国際協力」など、全27のコースを用意。学習者は自身の関心に沿ったテーマを選び、1テーマずつ購入し、学びながら受検することができる。さらに、問題はAIが自動生成するため、毎回異なる設問が出題される。繰り返し受検することで理解を定着させながら、より実践的に社会課題を学ぶことができる。

社会探究検定