2025年09月16日 10:05

アイヌ民族文化財団が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は、9月15日〜28日までの14日間、アイヌ文化や北海道への旅をテーマにした書籍の紹介やアイヌ語パネルの展示等を「代官山 蔦屋書店」で実施する。

ウポポイは「ウポポイ誘客促進戦略」に基づき、2024年度から道外の高校を対象にアイヌ文化に関連する書籍パッケージを半年間無料で貸し出すサービス「UPOPOY LIBRARY」を実施。2025年度には関東・近畿・中四国を中心に33校が本事業を利用している。本事業の活用対象となる学校関係者に限らず、幅広い世代の人々に書籍を入り口としたアイヌ文化との接点を提供するため、代官山 蔦屋書店において、本事業やアイヌ文化、ウポポイを紹介する特設コーナーを設置することとなった。

特設コーナーでは、蔦屋書店コンシェルジュとウポポイスタッフがテーマに合わせたおすすめの書籍を厳選した。また、北海道白老町のウポポイで見て・感じて・触れられる「アイヌ文化」についてパネル展示で見てもらえるほか、動画を通じて白老町の豊かな自然に囲まれた同施設をイメージしてもらうことができる。さらに、「アイヌ語クイズ」では、北海道にいる動物をアイヌ語ではどのように言うのか、クイズ形式のパネルで学べる。

開催日は9月15日〜28日。時間は9時~22時(店舗営業時間に準ずる)。場所は、代官山 蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)。

ウポポイ / 代官山T-SITE