2025年05月23日 09:54

城東開発は、小学生向けに資源循環の大切さを伝える絵本「おじいちゃん小学校のぼうけん」を出版した。
城東開発は道後温泉から車で約10分の場所にあり、自社の解体工事などから発生する廃棄物を収集・運搬、徹底した分別を行うことで、廃棄物を「資源」として捉え、再び社会で活用できるリサイクル製品の製造に取り組んでいる企業。
今回創立40周年を迎え、長年にわたり環境保全活動を推進してきた同社は、小学生向けに資源循環の大切さを伝える絵本「おじいちゃん小学校のぼうけん」を出版した。特に小学生は、モノを大切にする心や環境への意識が芽生え始める時期であり、純粋な気持ちで物語に触れることで、「資源循環はあたりまえの選択肢」という感覚を自然と育むことができると考えている。本絵本は2024年5月に広報・マーケティング部の発案により制作がスタートし、イラストを40km/h graphics、デザイン・編集を広告デザイン事務所カンカクが担当。さらに、安藤ハザマひとづくり財団の支援を受け、約1年の制作期間を経て完成した全28ページの絵本だ。
本絵本は6月5日の「環境の日」に合わせて、松山市立の小学校53校、幼稚園4園、県内図書館へ寄贈する。6月22日にはまつやまRe・再来館のイベントで社員による読み聞かせ会を実施予定。夏休み期間には児童クラブ等での環境教育にも導入していく。
価格は2000円(税別)。発売日は6月5日。販売先は、城東開発(ホームページ、電話、イベント、SNS等で受付)。